超芸術トマソン

超芸術トマソンとは芸術家、赤瀬川原平氏の提唱する超芸術で、「不動産に付着していて美しく保存されている無用の長物」と定義されています。
トマソン物件は最初から芸術として誕生した訳ではありません。
何らかの理由で封鎖されてしまった門や戸、かばうべき対象物を失った庇、切断されてしまってなお道端に佇む電柱など、それらの物件が誕生した当初は有用だったものがいくつかの過程を経て無用の長物と化し、観察者に発見される事によって超芸術に昇華するのです。
当然、芸術として保存される事なく消えて行く運命にあります。通常新陳代謝が激しい都会で多く発見されますが、我が田舎町にも若干地味ながらも幾つか発見されています。
参考文献
赤瀬川原平「超芸術トマソン」ちくま文庫
赤瀬川原平編「トマソン大図鑑 無の巻」ちくま文庫
赤瀬川原平編「トマソン大図鑑 空の巻」ちくま文庫
赤瀬川原平・藤森照信・南伸坊編「路上観察学入門」筑摩書房
路上観察学会「路上観察 華の東海道五十三次」文春文庫ビジュアル版
トマソン・リンクのデジタルトマソニアンの報告書式を使用させてもらっています。
無用塀
阿部定
ヒサシ
アタゴ
純粋タイプ
無用門
境界
原爆タイプ
無用窓
カステラ
もの喰う木
無用階段
無用橋
デベソ
生き埋め
ヌリカベ
地層
ウヤマ
無用煙突
高所
蒸発